トリプルはワイガゲー

総合勢を目指してあらゆるルールを考察します

【ポケモン】新規にもやさしいトリプルで一線級で使われるポケモンの紹介と解説【トリプル】

最近、トリプルではどんなポケモンも可能性があるという考え方が広まっているように見えるので、今回はトリプルでよく採用されているポケモンがなぜ採用されやすいのかを含めて解説しようと思います。

そもそも、今の環境は大きく分けると、
メガリザードンY軸(ゴリラパや追い風軸、クレセの入っているトリルスイッチなどが含まれる)
メガガルーラ
・トリパ、スイッチトリパ(メガバクーダメガクチートなどが主)
・叩き
・滅び
・それ以外

の6つに分類することができます。ここでは書かれていませんが、ガルーラ軸とリザ軸にはニンフィアが入っていることが多く、ニンフィア対策も欠かすことは出来ません。

これらを踏まえたうえで構築を組むのに最低限必要なのは、
・炎耐性2
・フェアリー耐性2
・猫持ち1
・叩き耐性1
・S操作1
・滅び耐性1
・エースアタッカー2
・(威嚇持ち1)
だと私は思っています。この要素を考慮しつつポケモン紹介の記事を見てくださると幸いです




メガリザードンY
f:id:yesterdaypokemon:20150516120921p:plain

特性による高火力、対天候としての優秀さ、耐性の多さから最も採用されやすいと言えるメガ進化。特にトリプルでは炎の通りはとてもよく、サブウエポンとして採用しやすいソーラービームと目覚めるパワー地面と合わせると抜群範囲がとても広いことも評価点。ランドロスのダブルダメージ岩雪崩を耐えつつCに補正をかけるのが主流だが、怯みによる負けを誘うため雪崩を受ける前提での動かしはあまりオススメできない。

持っているもの
・炎耐性
・フェアリー耐性
・エースアタッカー
・(S操作)


メガガルーラf:id:yesterdaypokemon:20150516122029p:plain

耐性の無さを火力、耐久で補っているポケモン。抜群を取られても一撃で沈むことは少なく、一度は行動保証がついていることからとても安心感のあるポケモンである。エース運用出来るのはもちろんのこと、いざとなれば猫だましによるサポート運用として割りきることも出来るのも柔軟性が高く評価できる。耐性が少ないため、天候パにはやや不利なのが気になるところ。取り巻きでカバーしていきたい

・猫持ち
・エースアタッカー


・メガバクーダ
f:id:yesterdaypokemon:20150516123025p:plain

トリパエースとしてとても優秀なアタッカー、耐性が優秀で特性によって火力も申し分ない。トリパ対策としてしばし採用されやすいモロバレルよりも遅いのもガチトリパにする上で強み。原始の力を採用すればリザードンへの遂行速度も気にならない。

・炎耐性
・フェアリー耐性
・エースアタッカー


メガクチート
f:id:yesterdaypokemon:20150516124649p:plain

メガガルーラと違い、耐久の無さを耐性でカバーしているポケモンメガガルーラ絡みの構築に滅法強く、メガリザードン軸の構築が辛いため、雨と組ませることが多い。いわゆるjuicy(イユ)滅び(トノルンパグドラクレッフィゴチルクチート)としてよく見ることが多いが、初心者には扱いが難しいためあまりオススメは出来ない。素早さの関係上上から被弾することが多いため、急所による負けはある程度割り切るしかないだろう。

・フェアリー耐性
・エースアタッカー
・威嚇持ち


・メガボーマンダ
f:id:yesterdaypokemon:20150516125252p:plain

飛行技と地面または炎技の技範囲の広さが魅力的なポケモンリザードン絡みの構築に対して強気に出ることができ、威嚇によってメガガルーラ軸にもある程度有利に立ち回れるのが強み。捨て身タックルや恩返しによって削られた相手を倒すのに特化してもよし、ハイパーボイスで削りに特化してもよしと、相手にすると鬱陶しいことこの上ない。ニンフィアのケアは裏でしっかりしたいところである。

・炎耐性
・S操作
・エースアタッカー
・威嚇持ち


メガカメックス
f:id:yesterdaypokemon:20150516130251p:plain

トリプルにおいて対角に届く点で優秀な波動技持ち、猫持ち、潮吹きによる高火力範囲技持ちと、三拍子そろっているポケモン。ただし現環境だと上から殴られることが多く、潮吹きが最大火力にならないことが多々あること、潮吹き以外の優秀な範囲技を持たない割には抜群をつかないと火力が足りていないこと、そして何より役割集中パーティーに対して遂行速度が足りていないことから、勝てない構築がはっきりしている。取り巻きで雨乞いを仕込むことが多いため、メガリザードン軸には強気に出れる。

・炎耐性
・(エースアタッカー)
・(猫持ち)


ニンフィア
f:id:yesterdaypokemon:20150516132618p:plain

特性によって高火力範囲技をデメリットなしで撃つことが出来るポケモン。トリプルレートをやっていればフェアリーの通りがいいのはよく分かるため、相手にした場合に優先して処理しなければいけない駒でもあります。いわゆるアローニンフィアの並びなどはアローmove、アロー追い風ニンフィア守る、アローファストガードなど多くの択を強いてくるためとても厄介。ラスターカノン搭載型ヒードランが少ないため、ギルガルドにしか一撃で倒されにくい点がリザニンフの増加を促している。

・エースアタッカー

ギルガルド
f:id:yesterdaypokemon:20150516200242p:plain

トリプルの為に生まれてきたのではないのか疑うレベルでトリプルの必須要素を兼ね備えているポケモンギルガルドギルガルドで倒そうとするプレイングも自然と増えてくるため、最近はもっぱらCSギルガルドばかりが目につく。地味に(肝っ玉を除く)猫だましの効かないワイドガード持ちというのも壊れ性能である。襷だとニンフィアラスターカノンで一撃ではまず落とせなくなるので、珠か襷かはパーティーの兼ね合いになるだろう。

・フェアリー耐性
・叩き耐性
・滅び耐性


ヒードラン
f:id:yesterdaypokemon:20150516200837p:plain

鋼タイプで唯一炎を無効にすることが出来るポケモン。この時点でリザニンフがいかに強力かが逆に分からなくもない。追い風からトリルまでさまざまな構築にお呼ばれすることが多く、噴火ドランが絶滅した今でもその強さは健在である。有利対面からの身代わりによる詰めから、珠や眼鏡によるエースアタッカーまで型は様々で読みにくいのも強み。スタンには補完として入ることが多い。

・炎耐性
・フェアリー耐性
・(エースアタッカー)


・霊獣ランドロス
f:id:yesterdaypokemon:20150516201808p:plain

無補正性格が採用されることがあることで一時期話題を生んだポケモン。ただし基本的には意地っ張りスカーフや意地っ張りチョッキが採用されることが多く、ギルガルドが特別重かったり地震の撃ちづらい構築ではない限りは無補正大地は採用されない。ランドロスが多く採用されている理由としては、威嚇持ちでヒードランの上から地震やバカ力が撃てること、無理なく岩技が採用できること、蜻蛉返りで威嚇を回せること、叩きに対して若干の誤魔化しになること、これらがあげられると思います。また、トリプルのスカーフ持ちのほぼ大前提であるドーブルより速いことを満たしているのも採用理由の1つです。

・(叩き耐性)
・威嚇


ドーブル
f:id:yesterdaypokemon:20150516202808p:plain

襷持ちかスカーフ持ちか判別できないだけで下手するとゲームが終わってしまうこともある厄介なポケモンランドロスのバカ力で対策するトレーナーも多いため、襷ダークホールはかなり刺さりはいい。このポケモンを必ず止めるには最低でも2駒必要なため、ギミックパーティーなどにいれるとギミックが成功しやすい。ダークホールの命中率は決して高いとは言えないため、ダークホールを安易に撃ってしまう人だと勝率が安定しなく、オススメしない。

・猫持ち
・(この指による)叩き耐性


ファイアロー
f:id:yesterdaypokemon:20150516204444p:plain

追い風、ファストガードなどの補助技などを撃てることからトリプル向けのポケモンであることは間違いないが、読み違えると鉢巻による高火力によって突然パーティーが半壊することもあるため、相手にした時とても対処しにくいポケモン。特にフェアリー耐性と炎耐性があり、かつトリパに対してもある程度の誤魔化しとなっているのも強い。雨パに対しても詰め筋や削り要員となったりするため、どんなパーティーに対しても腐らないというのがなにより強い。フェイントなどの先制技と絡めればドーブルやエルフテラキに対しての誤魔化しになるのも評価できる

・炎耐性
・フェアリー耐性
・S操作
・(叩き耐性)




あげ続けるとキリがないので一線級で採用できるのはこのあたりだと断言しておきます。これらから漏れてしまったポケモンは環境によって強さが左右することが多く、逆に言えば環境次第では一線級で活躍することも出来るでしょう。



他に何か候補があったり、ポケモンの技構成など気になるようでしたら、コメント欄かTwitter(@yesterdaypoke)にお願いします。



この記事が少しでも為になれば幸いです。